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【感想】今更ながらインサイドヘッドを見て思ったこと


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この夏はいろいろ面白そうな映画が目白押しで公開されています。

うちの近所の区役所では少し前の映画を上映しており、今月はインサイドヘッドでした

ボクの周りでも評判が良く気になっていた映画だったので、早速観に行ってみました。
結論からいうと…
感動しました。子供向けであり、大人向けでもあるいい作品です。
「インサイドヘッド」 子供向けアニメっぽいですが、深いテーマの映画で、色々考えさせられました。


インサイドヘッドの評判

2015年公開のアメリカ合衆国のコンピュータアニメーション3D映画です。
全米で大絶賛、大ヒットを記録中で、日本でも7月18日から全国公開しました。
アメリカではその絶賛ぶりは凄まじく、オーディエンスでも90%の支持を超えています。
老若男女、幅広い層の人々に楽しまれている様子です。
映画の内容は、最高に素晴らしい、と評判良いみたいです。

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クチコミ評判も
「インサイド・ヘッド」は確実に傑作ですよ。多分ピート・ドクター監督史上1番ですよ。
「モンスターズ・インク」も「カールじいさんの空飛ぶ家」も超えてくると思いますよ。
 この映画を見ると人の見方が変わる、優しくなれる

某雑誌のインタビューでも

「インサイド・ヘッド」でピクサーはアニメーションの王者に返り咲いたね。
 ユーモアがとても素敵だし、ストーリーに惹きつけられる。10代独特の激しい感情の起伏をうまく表現していると思うよ。
 感情の大切さだけじゃなく、子供にとって友達や家族、想像上の友達がいかに大切でどう感情の変化に関わってくるのかがわかる。

(引用:www.imdb.com)

“シンプルなのだけど深い。人間の感情をリアルに映し出すことに重きをおいている作品”

(引用:www.imdb.com)

◯満足度
★★★★★(5/5)
=価値観を変えられるし、面白いし、泣いたし、もう最高。
◯ファミリーオススメ度
★★★★★(5/5)
=家族の物語、是非一緒に。
◯子供オススメ度
★★★★★(5/5)
=反抗期の子もこれから反抗期の子も是非。
◯友人オススメ度
★★★★★(5/5)
=友だちの大切さを改めて感じましょう。
◯デートオススメ度
★★★★★(5/5)
=相手を思いやったり、時に呆れたりを分かちあいましょう。
(参考サイト:Cinema A La Carteより)

とかなり興味をそそられる評判でした。
私の好きな、宮崎駿監督も絶賛されたと聞いて、もう、これは観に行くしかないでしょう。

インサイドヘッド 概要

11歳の少女ライリーの頭の中にある5種類の感情「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」たちが
予想もつかない新たな冒険を繰り広げるディズニー/ピクサーによるアニメです。
本作の舞台はライリーの頭の中です。そこに「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」が暮しています。

※あらすじ

11歳の少女ライリーの頭の中には、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリという5つの感情がいた。
ある日、ライリーは父親の仕事の都合で生まれ育ったミネソタの田舎町を離れ、都会のサンフランシスコへ引っ越す。
彼女の一家が引越しをしたのを機に様々なトラブルが発生。ライリーは自分の感情を上手にコントロールできなくなってしまう。
そんな中、ヨロコビとカナシミが司令塔の外に出て戻れなくなってしまい……
はたしてライリーは新しい環境で暮らしていけるのか?感情たちは、ライリーを救うことができるのだろうか?

日本版インサイドヘッドの主題歌はDREAMS COME TRUE 「愛しのライリー」
これもかなり話題になりました。

 

~ライリーライリー こっち向いて。ライリーライリー 涙拭いたら顔上げて
 明日は少し違う~

~強がりも意地も ウレシイも後悔も
 ひとつひとつ あなたを作る 大切な経験と感情
 つよくなれ!やさしくなれ!大きくなれ!~

この主題歌個人的にはとても好きです。
ライリーへの応援ソングになっていますが、賛否両論ある中、思わず口ずさんでしまう歌です。
親として歌詞を見ただけで、ジーンときてしまいました。

インサイドヘッドを見て感じたこと

この映画、「人生を彩るのは、喜びだけじゃない」というのがテーマなのかなと思います。
悲しいことがあるから喜びもある、そういうことなのだろうと。

大人になるにつれ、幸せに満ち溢れた子供時代から、環境の変化に適応していくことになります。


そんな、誰もが必ず体験する「成長」を描いた作品です。
悲しい気持ちをもつということ、そこから生まれてくる優しさ、私たちが日頃経験する些細なことがうまく表現されています。
映画を観ていて思春期の自分のいろんな思い出を思い出し、共感しました。
大人はたかがと考えることが、子供だった自分にとってどれだけ不安で、大事なことだったか。


子供達は成長するにつれて、周りの環境は変わり、辛い現実を嫌でも知ることになります
子供が大人になっていく過程で、世界をどう理解するか、この世界の中でどんな道を進んでいくのか、
ひたすらライリーの幸せばかりを願うヨロコビの姿に、親としての自分を重ねてしまいます。

子供が成長するとはどういうことかを改めて考えさせられました。

 

親としては、あの映画を観た子供に「なんで?」って質問されたら、ちゃんと答えてあげたいなと思います。
「周りの人たちにはあなたと同じように感情がある。けれどもどんな感情を持ちやすいかは1人1人違うし、だから性格だってみんな違う」
お母さんも、お父さんも、ライリーも、私も、あなたも。
きっとお子さんのいる方には響くのではないでしょうか。

 

映画としては、この作品の内容の濃さはどのピクサー映画より上ではないかと思います。
話自体は科学的な部分、想像、概念的な部分が多くとても難しい話のはずなのにとても分かりやすく、
むしろわからなくても楽しめるようにしっかりと考えられていて、すごいと思いました。
これは、子供のみならず、感情に揺らされて悩んでいる人は誰でも観てほしいです。
心の悩みの解決のヒントになるにもなるのではないでしょうか。

※ちなみに、映画本編前のオープニング映像があるのですが、「長い」「映画に関係ない」と大不評ですが、
これに関してはコメントを避けます。

 

本日のおさらい

「カナシミがいるからこそ、ヨロコビが存在している」にうなずき
「信じてライリー。明日はきっといい日になるわ」に思わず、涙がでそうになりました。
心に響く言葉です。

あくまでも、一つの感想です。感性や感情は人それぞれ、だからこそ、いろんな人がいて、いろんな捉え方があります。
これはもう、実際見ないと、みなさんにとって、最高なのか最悪なのかはわからないです。
まだ観た事が無い方にも、自信を持って観てみて下さいとおすすめできる作品です。