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【認可/無認可】保育園ってどんな種類があるの?違いは?


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共働きの家庭、シングルマザー(ファザー)、家庭で保育が出来ない。様々な事情で保育園にお子さんを預けないといけない方って多いと思います。

 

そんな保育園、実は色々な種類があるって知ってましたか?

 

今回うちの子が入る時に調べた保育園の種類やその違いを紹介していきます

 

国の認可を受けた保育施設

入園のため、まず自治体の認定を受ける必要がある

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認可を受けた保育園に入園を希望する場合、まず市町村や区の窓口で「保育の必要性」の認定を申請する必要があります

そして認定の結果、必要性があると判断された場合認定証が貰えます。

 

認定の区分は親の就労状況や子供の年齢といった各家庭の事情を考慮しながら1~3号の3つの区分に分けられています。

0~2歳の赤ちゃんの時点で保育施設を利用する必要性があると認められた子どもは「3号認定」というものがおります。

 

更に利用可能な時間も親の就労などの事情が考慮され

・標準時間保育(1日11時間まで)

・短時間保育(1日8時間まで)

の2種類に分けられます。

 

無事認定を受ける事が出来たら、次は保育所探しになります。

 

認可保育園

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施設の広さ、職員の数、園での保育プログラム、給食設備といった国が定めた基準をクリアし、且つ都道府県知事により認可された保育園の事を言います。

公立と私立があり、私立は園ごとに取り組み等にも違いがあります。

また、保育に携わる職員は全員資格を有している事が特徴です。

 

園児の数:20人以上

預けられる年齢:0~5歳

預けられる人:共働き家庭など家で子供を見る事ができない親

預けられる時間:夕方までだが、延長保育も可

申し込み先:市町村や区の窓口

保育料:親(世帯)の所得に応じて、自治体にて設定されている

 認定こども園

幼稚園としての機能を併せ持ち、親の仕事状況など環境に関わらず誰でも入園出来る事が大きな特徴です。

幼稚園型、保育所型、幼保連携型など園によって特長が違う事が多いので、子供に合うか事前に特色を聞いてみましょう。

 

園児の数:20人以上

預けられる年齢:0~5歳

預けられる人:条件なく、全ての家庭(親)

預けられる時間:幼稚園型は昼までの所が多く、それ以外は夕方(延長保育可能

        )である事が多い

申し込み先:市区町村、若しくはそれぞれの園の窓口

保育料:親(世帯)の所得に応じて、自治体にて設定されている

小規模保育

0歳から2歳までの子供を預かる施設です。3歳未満までしか預ける事ができませんが、6人~19人までという園児数の制限がある為、落ち着いた環境で小さい時期を過ごして欲しい親御さんには人気がある施設です。

給食などもきちんとありますが、保育者全員が資格を持っている必要はない為、無資格者が混ざる場合もあります。

園児の数:6~19人

預けられる年齢:0~2歳

預けられる人:共働き家庭などの親(認可保育園に準ずる)

預けられる時間:夕方まで(延長保育が可能)

申し込み先:市区町村の窓口

保育料:親(世帯)の所得に応じて、自治体にて設定されている

 家庭的保育(保育ママ)

 自治体の認定を受けた家庭的保育者が、自宅など自治体が指定する場所で5人以下の少人数の保育を行う事業です。

家庭での環境に近い雰囲気で保育を受けれるのが特徴で、給食も勿論あります。

園児の数:5人以下

預けられる年齢:0~2歳

預けられる人:共働き家庭などの親(認可保育園に準ずる)

預けられる時間:夕方まで(延長保育が可能)

申し込み先:市区町村の窓口

保育料:親(世帯)の所得に応じて、自治体にて設定されている

 

一概に認可保育園といっても色々ありますね。

各市区町村の窓口では、こういった事業所別に詳しく案内を受けれるので、子供を保育園に預ける前にまず相談してみましょう。

 

無認可保育園

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無認可と言うと聞こえが悪いですが、要は国が行っている子供・子育て支援新制度のもとで運営されていない施設の事を言います。

認可保育園との一番の違いは保育の必要性の認定が無くても入れる事です。

 

園により定員や特色は違いますが、0~5歳までといった大枠は認可保育園と違いありません。

場所によっては夜間保育24時間保育を行っている施設もあり、通常の保育園では対応しきれない事情がある方々の受け皿となっており、とても助かる保育施設です。

 

デメリットとしては

・園庭が無い事がある

・認可保育園に比べると料金が高め

と言う点になります。特に園庭が無い施設の場合は子供たちの運動、散歩などはどうしているのか、事前に確認が必須です。

 

意外と知らない保育園のサービス

一時預かり(一時保育)

・毎日ではないけどたまに預けたい

・冠婚葬祭

・どうしても外せない上に子連れだと難しい用事がある

・リフレッシュ

など特に理由に関係なく普段保育園を利用していない子でもその時だけ預かって貰えます

市区町村の保育課に相談すれば色々と説明と紹介をしてくれるので、そういった予定が今後入りそうなお母さんは一度相談してみて下さい。意外と柔軟に対応してくれますよ!

まとめ

今回認可、認可外含めて様々な種類の保育所を紹介しました。

施設ごとに定員や入れる条件まで色々違うものですね。

 

しかし、一番問題なのはそもそも入園を希望する子の数に対して保育園が足りていない

これに尽きると思います。認可で特に私立で特徴的な取り組みをしている園などは人気があり、友人は1年半も入園を待ちました。

国も待機児童の解消の為に、尽力してくれているのでしょうけど、どうしても特別な事情がある方が優先なのもあって4月の入れ替わりのタイミングまでは待たないといけない事が多いですね。

 

うちの子も半年待ってやっと入る事が出来ましたが、2人目が出来たタイミングで一旦保育園を半年ほど休ませたら、今度は再入園できなくなってしまいました。

0歳クラスなどと違い、2歳・3歳のクラスになると4月になっても進級してくる子たちがいるので中々空かないんですね

 

しかし、入れないことに焦って評判の悪い保育園に入れても子供が可哀想なので、まずは市区町村の窓口に相談にいき、その後実際に見学して自分たちの目で確かめる。これが大事だと思います!

 

幼少期の環境は大切な我が子の今後を左右する最も大事な時期と言っても過言ではないと思うので、預ける先はしっかり選んであげてくださいね