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育児休業給付金はいつ貰えるのか、いくら貰えるのか?


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女性は結婚をすると子供が欲しいと思う人が多いのではないでしょうか。
ただ、子供を出産するという事はとてもお金のかかる事です。
しかし、日本は現在少子化傾向。
国も女性たちに沢山子供を産んで欲しいと、いろいろな制度があります。

働きながら子供を育てたいと考える女性にとっても嬉しい制度がたくさんありますから、ぜひ漏れのないように受け取って仕事も育児も楽しい生活を送りましょう!!

 

今回はボクが元奥さんの妊娠の時に調べた内容をまとめてみました!

 

 

①育児休業給付金とは?

育児休業給付金とは一体何なのでしょうか。
産前・産後休暇後に、引き続き育児休業を取得する場合に、雇用保険から支給されるお金を「育児休業給付金」と言います。』

 

子供を産む前は、「子供が生まれたらすぐ保育園へ入れて職場復帰すればいい」と考える女性もいるでしょう。
しかし、実際に子供を産んでみると育児はとてもハードで、また子供への影響を考えてもやはり母親が毎日側にいてくれる事の安心感は赤ちゃんには必要なのです。

そこで、産後56日間後に引き続いて休業を貰えるのが育児休暇で、さらに育児休暇を取る場合に貰えるのが育児休業給付金という訳です。

受給する為の条件は?

・1歳未満の子供を養育する雇用保険の被保険者である事

最近では育休取得の宣言と不倫で有名になった男性の国会議員さんが発言した通り、父母どちらでも取る事が出来ます。
更に通常は1歳までが期限ですが、父母ともに取得する場合は1歳2か月、保育園に空きがない場合は1歳6か月まで延長可能です。


・男女関係なく、育児休業を開始する前の2年間に11日以上働いた(お金を稼いだ)月が12か月以上ある事

これは勘違いされている方も多いですが、正社員だけでなくパート(アルバイト)、派遣社員、契約社員での労働も適用されます。


・育児休業の取得後、子供が1歳を過ぎてから引き続き働く見込みがある事

実はここが結構重要で、あくまでも職場復帰する事を前提としている為、受給後に復帰せずに退職する場合や復帰してすぐ辞める際など全額返還しなければならない事があります

辞め方次第では返還の必要は無くなるので、辞めるから受給しないや復帰を断念したので返還する ではなく、生まれてくる子供の為にも出来る限り受給した方が良いです。

 

いつまで貰えるの?

受給条件でも軽く触れた通り、通常は子どもが1歳を迎えるまでですが、父母両方が育休を取得する場合は1歳2か月、保育所に空きがない場合は1歳6か月

までの期間延長がそれぞれ認められています。

 


②育児休業給付金はいつ貰える?

育児休業給付金を当てにして生活していたのに、一向に貰えない!と不安にならないように貰える時期もしっかりと確認しておきましょう。
育児休業給付金が支払われる時期は、会社を休業した日から約三ヶ月後という事になります。
また、その後は1ヶ月毎に振り込まれるのではなく、2ヶ月に1度2ヶ月分が支払われます。
それまでは支払われる事がありませんから、計画的に過ごしましょう。


③育児休業給付金はいくら貰える?

では、育児休業給付金は実際にいくら貰えるのでしょうか。
支給額は「休業開始時賃金日額×支給日数×50%」と言う計算で決まります。

育児休業給付金の計算の元になる「休業開始時賃金日額」は、産休前の6カ月分の賃金を180で割った金額です。
育児休業期間中の社会保険料は免除となっています。

 

本来は仕事をしていないけれど、給付金という形で本来の金額ではないにしろお金が貰えるというのは家計にとって相当なプラスになります。
また社会保険料も免除される為、シングルマザーにとっては本当に嬉しい制度ですよね。


④出産手当金ってなに?

出産手当金とは、女性が出産にあたって産前産後は働かせてはいけないという規則の元、働かない期間中に会社からお給料が出なかったり、少なかったりした場合に加入している健康保険機構から支払われる手当金です。
(ちなみに、産前とは42日前から出産予定日まで。産後はその後56日後まで。)
金額はその人のお給料によって異なります

金額の決定方法は、それまで支払われていた標準のお給料の約3分の2の金額となります。
(標準とは、その年の4月から6月までの3ヶ月間の平均したお給料の額となります。)

⑤出産育児一時金ってなに?

赤ちゃんを出産するにあたって、ほとんどの人が産婦人科や助産院などを使用します。
出産する前から検診など同じ病院でを行いますが、出産育児一時金とは出産に掛かる費用を一部負担してくれるお金なのです。
これは国から出るもので、分娩から数日間の入院、入院中の赤ちゃんの対応などを全て含み退院時に払うお金を負担してくれるのです。
分娩費は病院によって違いますが、誰でも同一で一児あたり42万円となります。
(双子の場合は倍の84万円となります。)
分娩費がそれ以上かかる場合は自己負担、少ない場合は手元に残るという事です。

 

ちなみにうちの元奥さんが利用した産婦人科の場合はホテルのように豪華な部屋で、毎日シェフが作った料理と1日2度の手の込んだおやつ、更に最終日にはフランス料理のフルコースがディナーで提供されるという驚きの贅沢さでした。

 

勿論42万円の枠には収まらず、大よそ15万円程の手出しの料金が発生しました。

友人夫婦は金銭的に余裕が無いからとの事で安いところを利用し、余ったお金が手元に残りとても助かったそうです。

 

勿論出産を頑張った妻へのご褒美と考えればボクの家庭のように豪勢な入院生活を送る事も否定は出来ませんし、友人夫婦のように少しでも出産後の生活の足しになるように節約すると言うのも大変素晴らしい事だと思います。

 

その他にも先生の評判などもあると思うので、事前に家族でしっかり話し合う事をおすすめします!


⑥さいごに

子供を産み、育てるという事は金銭面でも体力的にも、そして精神的にも大変です。
もちろん可愛い赤ちゃんですが、始めての子供なら尚更心配事も多いでしょう。
神経質になりすぎるのもよくありませんが、是非国からの援助を有効的に使って楽しいママライフを送って下さい。