食べちゃ駄目!妊娠中に禁止&控えたい食べ物10つとその理由
【スポンサーリンク】
赤ちゃんは大人と違って、有害物質を処理できないので、母体からの影響をまともに受けてしまいます。
妊娠中、どのような食べ物や飲み物に気をつけた方がいいのかを知っておく事が大切です。
妊娠していない時には効果のあるものでも、妊娠中には赤ちゃんに悪影響を及ぼすものもあるのです。
元気で健康な赤ちゃんを産むためにも気を付けましょう。
妊娠中に控えたい10の食べ物
妊婦さんが注意すべき食べ物は「口にするのを禁止する食品」と「量を控えるべき食品」があります。
1生肉・生の魚介類(禁止)
2ナチュラルチーズ(禁止)
3パセリ(禁止)
4生卵(禁止)
5大型の魚
6レバー・うなぎ
7昆布・ひじき
8アルコール飲料(禁止)
9カフェイン飲料
10ハーブティー(禁止)
なぜ食べたらいけないの?
妊娠中は免疫力が低下しているので、ちょっとした細菌にも感染しやすい時期だからです。
妊娠中は感染や食中毒の危険性が高いものはできるだけ避けるのが基本です。
生肉・生の魚介類
生肉や生の魚介類はウイルスや寄生虫による食中毒の危険性が高いのです。
生肉には寄生虫「トキソプラズマ」が付着している可能性があります。日本では豚からの感染例が多く挙げられています。
生の魚介類で一番心配なのは「ノロウイルス」です。
もし、妊娠中の女性がトキソプラズマに初感染した場合、生まれてくる子供に「精神発達の遅れ」「視力障害」「脳性まひ」などの先天性障害を生じる可能性があるのです。
妊娠中は加熱調理し、絶対に生では食べないようにしましょう。
ナチュラルチーズ
加熱殺菌していないナチュラルチーズには「リステリア」という菌が含まれています。
流産や早産・新生児の髄膜炎や敗血症などの原因になります。
パセリ
パセリは体内の毒素を消すという働きがあります。胎児は母体にとって異物です。ですから、胎児に悪影響を及ぼし最悪の場合流産に至る危険があるのです。
生卵
卵の殻には「サルモネラ菌」が付着している可能性があります。
サルモネラ菌に感染し、食中毒になっった場合、嘔吐や下痢を引き起こします。
そして、下痢になると腸管が激しく蠕動するので、子宮筋も収縮するため、それが原因で流産につながる可能性もあります。
妊娠中は卵を食べる際には必ず加熱するようにしましょう
大型の魚
生態系の上の方にいる大型の魚は「水銀」が多く含まれています。
胎児は水銀の影響を受けやすく、脳神経障害を起こす可能性もあるとされています。
これらは食べてはいけない食べ物ではなく、水銀量を考えた上で量を控えめにする食べ物です。
どんな魚に注意が必要なのか
マグロ、キンメダイ、メカジキ、ツチクジラ、メバチ、マッコウクジラなどです。
これらの魚は、妊娠が分かった時点で、摂取を避けることをおすすめします。
食べるとしたら週に一回、少量程度に抑えましょう。
レバー・うなぎ
レバーやうばぎはビタミンAが豊富です。
ビタミンAは、とりすぎると胎児に先天性奇形を起こす可能性があります。
鶏レバーや豚レバー、うなぎのきもなどは100gで上限を超えてしまいます。
妊娠中はこれらの食品を控えて、果物・緑黄色野菜でビタミンAを補うことをおすすめします。
昆布・ひじき
昆布にはヨウ素、ひじきにはヒ素が多く含まれています。
ヨウ素を過剰に摂り過ぎると、胎児の甲状腺機能低下をまねく可能性があります。
ヒ素を過剰に摂り過ぎると、脳の発達の影響や脳障害、催奇形性などの症状が出る可能性があります。
ですが、日本人の1日に食べるひじきの平均量は0.9gと言われています。
妊婦は1日4.7g以上のひじきを毎日継続的に食べなければ問題ないとしていますので、普通の食事をしていれば大丈夫でしょう。
過剰摂取には注意しましょう。
アルコール飲料
妊婦さんがアルコールを摂取すると、先天性疾患である胎児性アルコール症候群のリスクが高まります。
カフェイン飲料
カフェインは妊婦・産婦に必要不可欠な鉄分やカルシウムの吸収を妨げてしまいます。
1日カフェイン100mg以上を摂取してる場合、流産する人が多いといわれます。
・各飲み物のカフェイン量に関しては、1杯を150mlとすると
ドリップコーヒー:100mg、紅茶:30mg、ウーロン茶:30mg、煎茶:約30mg、玉露:約300~350mg
1日に1~2杯くらいにしておくといいでしょう。最近はノンカフェインの飲み物も豊富ですからね。
ハーブティー
ハーブティーには子宮を収縮させる作用のあるものが多いのです。お腹がはるだけでなく、流産の可能性を引き起こすものもあります。
一概に全てのハーブティーが駄目とは言えませんが、ブレンドされているものも多く判断が難しいので飲まないのが無難です。
妊娠中控えたい理由を述べてみましたが分かってもらえましたでしょうか。
これまで大好きで毎日のように食べたり飲んだりしていたものを、妊娠したからといって一切我慢するというのは辛いものです。
食べたいものを我慢してお母さんがストレスを抱えてしまうのも、赤ちゃんには悪影響だと言われています
十分加熱する、お刺身やお寿司などは鮮度のいいもの食べるなど、食べ方に注意して、一日の摂取量を決めるのがおすすめです。
まとめ
アルコールや生もの系は基本的に禁止食品ですが、他の食べ物については過剰摂取しなければ特に問題ないと思います。
生の食材にはしっかり火を通して食べる、バランスの良い食事を心掛ける、ができていれば問題はないでしょう。
妊娠中の食事制限は結構あって、期間も長く大変ですよね。でも、赤ちゃんのために避けられるリスクは避けたいところです。
大事な赤ちゃんのために、食事制限頑張りましょう!