添い乳はメリットもあるがデメリットも大きい!最悪赤ちゃんを窒息させるかも知れません
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皆さん添い乳ってご存知ですか?
育児の経験のあるお母さんは知ってる人も多いと思いますし、やった事がある方もいると思います。
夜間夜泣きした赤ちゃんに川の字に寝た状態で授乳をすると言うものです。
賛否両論ありますが、この方法は暖かい布団の中で横になりながらおっぱいが貰えると言う赤ちゃんにとっては眠気を誘発する事この上ない状態なので夜泣きに大変効果的とされています。
夜泣き悩まされているお母さんにとっては救世主のようなこの方法ですが、実はリスクも大きいのです。
今回は知らない人にも、知っている方にも今一度見てほしい、添い乳の危険性を紹介したいと思います。
添い乳のメリット
冒頭でも紹介しましたが添い乳は色々な効果があります。
その中でもメリットとして挙げられるのは
・暖かい布団の中で授乳して貰えるので赤ちゃんが眠りにつきやすい
・お母さんも横になったままで良いので母体への負担が少ない
こういった点です。
母子ともに楽と言う点は夜泣きに悩まされているママにとっては有り難い話だと思います。
しかしそんな添い乳ですが、メリット以上に多くの危険な点を抱えているのをご存じですか?
添い乳に危険性があるのは分かっているが、夜泣きが酷くて体が持たない・・・
そういう理由で添い乳を行っているお母さんも多いと思います。
しかし、大事な赤ちゃんを守る為にも、今一度デメリット、危険性について確認しておいて下さい。
ちなみに我が家では、寝つきが良くなれば良いんだと言う観点の元、赤ちゃん用に発売されているカモミール配合のブレンドティーを母子ともに飲むようにしました。
寝つきがよくなる、心を穏やかにするといった効能のあるハーブがブレンドされていて
赤ちゃんが母乳以外を飲めない時期でも母乳を通じて赤ちゃんへも効果があります。
添い乳以外にも夜泣き対策は色々あると思うので、他の方法を模索すると言う事も大事な事ではないでしょうか。
添い乳のデメリット
・窒息させてしまう危険性がある
赤ちゃんの死亡の一番の原因ってご存知ですか?
実は授乳後にゲップをさせない事による窒息なんです。
添い乳してても布団や乳房で鼻さえ塞がなければ大丈夫
そう誤解している方もいるかも知れませんが、添い乳が真に危険なのは
ゲップをさせないまま寝てしまう可能性がある点なんです。
実はゲップってとても大事で、しない事で赤ちゃんが自発的にゲップしようとして吐いた少量のミルクが器官に逆流し、それで呼吸が出来なくなり窒息してしまう事が多いんです。
勿論お母さんだってちゃんとその点は理解していて、添い乳した後にゲップさせるように心がけているかも知れません、しかし夜寝ている時に一旦起きて横になりながら授乳。この状況で100%寝ないって言う自信はありますか?ボクは正直ありません。
実は我が家でも最初は楽だからと言う理由で添い乳を行っていたんですが、雑誌の記事を読んでその危険性を知り、その後健診の際にお医者さんに確認した所、窒息のリスクがある点を強く言われ、行わなくなりました。
・夜泣きが酷くなる
夜泣きを鎮める為に即効性がある添い乳を行っていると、段々と赤ちゃんが眠りとおっぱいを結び付けてしまいます。
そうすると、授乳して貰えないと眠れない、眠りが浅くなりすぐにおっぱいを欲して起きてしまう
といった悪循環に陥ってしまい、夜泣きが余計に酷くなります。
卒乳(乳離れ)出来なくなる
前述した通り、添い乳を続けていると赤ちゃんが眠りとおっぱいを強く結びつけてしまいます。
そうなることで授乳への依存が高くなり離乳食を食べ始めても卒乳(乳離れ)が中々出来なくなると言う事が起こってしまいます。
勿論卒乳できない事自体は悪い事ではありませんが、それに伴う夜泣きなどで母体への負担がそれだけ長い期間かかってしまい、結果的にきつくなる。という事になってしまいます。
最後に
添い乳によるリスクの大きさについて今回はお話しさせて頂きました。
ボクの場合は男ですので、実際に夜泣きの対応をするお母さん達の身にはなれないので、絶対にダメ!とは言えません。
ただ、本当に危険が大きいですし、我が家のように別の観点から赤ちゃんの眠りを深くする、寝つきをよくする方法を考えるのも手だと思います。